MEGA-X / NEW MYTHTAKES 7インチ+アルバムCD!! (KiliKiliVilla)MEGA-X / NEW MYTHTAKES (7"+CD) 税込¥2750- (JPN/KiliKiliVilla)
※7インチ+アルバムCD!!
2022年5月13日発売予定!!
ガレージ、パワーポップ、インディー・ファンにとってど真ん中! 2021年結成ながら、すでに東京のパンク・インディシーンの重要人物達から注目を集める4人組バンド『MEGA X』が1stアルバムを発表!! KiliKiliVillaよりリリース‼︎ 7インチ+アルバムCDの組み合わせでのリリース!
東京をベースに活動をするバンド、MEGA X(メガ・エックス)は、90年代から現在に至るまでのUSインディー/ローファイパンクに影響を受けたサウンドと、女性と男性ふたりのボーカルによる力強くも甘酸っぱいハーモニーを放つメガソニック・ポップバンド。ギターボーカル、ベースボーカル、ギター、ドラム。メンバー4人の大好きなものを詰め込んだ手触り感溢れる本作は、WEEZER、The Muffs、Mates of state、WAVVES、BestCoast、Fastbacks、SHEER MAG、SUPERCHUNKなどの影響が端々に感じられる演奏、アルバム全編に渡り繰り広げられるオールタイム・グッドメロディに心を掴まされる。 日本語と英語どちらも使用した歌詞の中で歌われているのはみんなと同じようにできない疎外感や通り過ぎた青い記憶への逃避行など、日々の鬱屈とした気持ちや続いていく日常に寄り添うテーマとなっている。
7インチ収録曲 1.Find your toy 2.Sweet 8 beat
CD収録曲 1 Find Your Toy 2 Deadhead 3 Someone Somewhere 4 Sweet8beat 5 No Surf 6 Blue Magic 7 What i do 8 More Slowly The Time 9 Minions 10 Sunset Goth 11 Meaningless Feelings 12 Fifteen Minutes(Mike krol Cover)
中上マサオ氏(Target Earth)によるアルバム紹介!! 2022年、この2年くらいの間にコロナ・ウィルスの流行によって音楽を取り巻く環境は大きく変化せざるを得なくなった。とくにライブハウスに関しては初期のころに感染源となる、と大きく報道されかなり営業環境を制限されることとなり、バンドにおいてもバンド内のボリシーやメンバー各々の仕事や家庭の環境など様々な影響が表れた。細心の注意を払ってもライブが延期になったり中止になったりもする。ようするにかなり窮屈な状況になった。 ここで紹介するMEGA Xは、そんな環境の中でも窮屈なりに自分たちで場をつくって楽しんじゃおうよ、っていう姿勢を強く感じるバンドで、そんなところがまず頼もしいよね。MEGA XとThree Ring Circusが主催するSUGAR FACTORY Xというパーティーを下北沢のThree〜LIVEHOUSE でマンスリーでやっているんだけど、これは単にライヴ企画というよりもフードも出てたりしてみんなで遊ぶ場所、みたいな感覚が強いのかな、と思っている。とにかくこういった「場」をつくるパワーもこのバンドの魅力の一つだ。メンバーの多くが被るOCHA∞MEもそうなんだけど、下北沢のクラブ文化を今の形にアップデートして継承しているのかな、なんて部分も感じたりもする。個人的には彼らの年齢もバックグラウンドもよく知らないけど、こういう場ですぐに仲良くなれたりしたんで、そういうのも大事だな、って思う。 で、コロナ禍においてそんな活動をしながらもアルバムが録音されていたんだね、ビックリ!さてMEGA Xがどんな音楽やってるのか?上でクラブ文化うんぬん書いたが、クラブ・ミュージックでなくてロックである。メンバーの好きなバンドは Weezer、The Muffs、Mates of state、Wavves、Best Coast、Fastbacks、Sheer Mag、Superchunk あたりらしく、言われればなるほどたしかに、と思うところは随所にあるんだけど、ここの部分はこれっぽいとかいうのはひじょうに野暮な話で、それよりも、それらの影響を飲み込んでのアウトプットが解き放たれているというか、自由度が高い感じがするということにこそ注目したい。90s〜現在にいたるまでのオルタナティヴ、インディー・ギター・バンド、ローファイなどの音が長い年月をかけて日常にあるという生活の中でもときどき振り返ったり寄り道したり、メンバーでああでもないこうでもないと自由に飛び回っている感覚がよい。曲調もなんだけど、ヴォーカルも男女両方あり、歌詞にしても英語詞あり、日本語詞ありと曲ごとに自由な振り幅があるんだけど、サウンドの質感のせいなのか、不思議とトータルではバラけてなくて一貫したバンドの表情が見えてくるのが面白い。 7インチ+CDという形態でのリリースも、らしいというか、これはレーベルの意志もあると思うんだけど、日々変わっていく音楽への接し方の状況への一つの挑戦でもあると思う。いまはまだ判断できないけど、数年経ったら2022年のインディーの空気を象徴的にパッケージしたものという評価になるのかな、なんて思ったりもしている。みなさん、このバンドの自由な雰囲気をぜひとも盤でも味わってもらい、これる方はパーティーにも足を運んでみてください。僕も近いうちに彼らとまた会えることを楽しみにこのアルバムを聴いています。 review by 中上マサオ(Target Earth)
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